新卒採用キャリア採用

日本の働き方を変えていく
「コンサル」という仕事の可能性

HIKARI NISHIMAE

西前 日花理

ワークデザイン
アナリスト

西前 日花理

お茶の水女子大学生活科学部卒業。欧州在住の経験や、大学での専門だった家族法・発達心理の観点から日本の働き方に対する疑問を持ち、誰もが幸せに、かつ自己有用感を持って働ける社会の構築を志して2021年にイグニション・ポイントへ新卒で入社。入社後は、大手外資系IT企業の採用支援、大手建機メーカー人事DX支援等のプロジェクトに従事。現在は消費財メーカーの人事制度構築において、ダイバーシティを志した福利厚生制度の設計を担当。

仕事のやりがい

「家族皆で夕食を囲める社会の実現」という夢

就職活動時、ビジネスへの大きな関心も、知識もなかった私は、自身の夢である「家族皆で夕食を囲める社会の実現」を軸に企業探しを始めました。コンサルタントになる以外にも多様なアプローチがあるのですが、今から振り返るとコンサルタントになるため当社に入社したことは、その夢の実現に向けた最も有効な手段だったと考えています。

幼いころから、周囲の大人が深夜に帰宅し、疲れの残る顔で翌日出勤していく背中を見送ることが多く、寂しさを感じるとともに、日本の労働環境に対して漠然とした問題意識を抱えていました。この意識が再燃したのは、イタリア留学中でした。陽気で愛に溢れ、いつも家族揃って食卓を囲む親子たちを眺めるうち、日本の慢性的な長時間労働は家族を希薄にしている、解決すべき社会課題であると考えるようになりました。帰国後、発達心理を学ぶ中で、親の長時間労働、並びにそれを是とする環境が子の発達に及ぼす影響を知り、ますます現状打破の必要性を感じましたが、同時に政府主導ではなかなか変革が進まない現状にもどかしさも覚えました。

国が策定したルールが必ずしも労働現場に浸透するとは限らないこの社会で、現在と未来のための変革を確実にサポートするために何ができるのか。そんなことを考えるうちに出会ったのがコンサルティングという職であり、イグニション・ポイントのワークデザインユニットでした。様々な企業に関わり、労働環境をソフト・ハード両面から改善していくワークデザインユニットの仕事も、「働きがい」を何より重視するイグニション・ポイントというこの組織体も、自身が所属し、貢献したい場所だと確信し、門を叩きました。

入社して半年、個性豊かで素敵な先輩社員から、様々な事を学ぶ日々の連続です。当社には「ありがとう」「いいアイデアだね」といったポジティブな言葉が常に飛び交い、自身の夢の実現に向けて歩める、そんな環境が整っています。

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候補者へのメッセージ

知見還元体制を整備し、プロジェクトのリードを目指す

いろいろなプロジェクトを経験する中で、自身がやりたい事も、入社時に比べて少しずつ変化してきました。現時点での中長期目標は、2つあります。

1つ目は、社内への知見還元体制の整備です。ワークデザインユニットは労働環境改善のプロフェッショナル集団であり、皆何かしらの専門性を強みとしてコンサルティングを行っています。そんな集団が社内人事との連携を密にしたり、チームビルディングやコミュニケーションに関する知見を社内に共有・発信したりすることで、イグニション・ポイント自体がより活性化され、素敵な人に溢れた魅力的な職場にしていきたいと考えています。

2つ目の中期目標は、福利厚生を扱うプロジェクトをリードすることです。福利厚生は、高度経済成長期下、日本的経営と呼ばれる「親のように面倒を見る」企業と「子どものように全てを手伝う」従業員の関係性から始まったものですが、生き方が多様化する今、時代に逆行した福利厚生はむしろ従業員の働きがいの阻害因子になりえます。反対に、社員のモチベーションや帰属意識を高めるためにこれほど強いメッセージ性を持つものはありません。

私は、いくつかある将来の夢の一つに「マイノリティも暮らしやすい社会の構築」を掲げています。そんな受容性の高い、多様な生き方が尊重される社会を作るためには、そこに内包される各組織もまた「標準形」社員にのみ恩恵のある仕組みから、様々なアイデンティティを持つ社員が自分らしく価値を発揮できる、そんな組織へ変革していくことが必要です。

イグニション・ポイント、ワークデザイン所属のコンサルタントという肩書きを活用し、クライアント企業のニーズを拾うと共に、更に一歩進んだ解決策を提案することで、今後も社会をより暮らしやすい・働きやすい場所へと変革していきたいと思っています。

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東條 弘基

イノベーションへの挑戦が、
明日の自分・社会を豊かにする

イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ
パートナー

東條 弘基

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