ライフステージに合わせた
ワークスタイルの実現
SAHO FUJITA
スマート介護事業責任者
マネージャー
藤田 佐保
仕事のやりがい
仕事も育児も妥協しないで、全力投球
イグニション・ポイントには、第一子を出産した育休明けのタイミングで転職しました。個々人が独立したスペシャリストとしての責任感を持って業務にあたっている様子や「やりたいことは、やってみればいい」と考える自由な社風が印象的で、また、コンサルティング部門ではなく新規事業の立ち上げを専門にした部署が人材を募集していたというのも、今の私にとっては大きなポイントでした。
新規事業の立ち上げにおいて求められるスキルはコンサルタントと似ていますし、物事を前進させていく力が求められるという点においては時にコンサルタント以上かもしれません。ですが、「クライアントが定めたスケジュールを遵守する」という考え方はあまりあてはまりません。自身の責任において物事を進めていかなければならないという緊張感がある一方で、時短勤務や突発的な子供の看病等による自身の時間的制約が枷になることが少なそう。これまでの経験・スキルが活かせて、育児をしながらも柔軟に新たなチャレンジができそうなフィールドだという点と、そのチャレンジを柔軟に受け止めてくれる土壌がある会社だという点に魅力を感じました。
実際に入社してみて、ありがたいことに、入社時に期待した通りに育児の都合を考慮しつつ時間をやり繰りして働くことができています。また、コンサルティング部門で仕事と育児を両立されている方もいらっしゃって、多様な働き方ができる会社なのだという印象を強くしました。ワーキングマザーの数はまだまだ多くはないですが、その分入社初日に社内のママ会に招待してもらったりと、密に繋がり情報交換ができているのがありがたいです。これから会社の成長と共に社内のママネットワークが育っていくのも楽しみですし、自身の経験を活かしながら、子育てをしながら働く方々にとって居心地の良い会社を作っていくプロセスにも貢献していきたいです。
候補者へのメッセージ
社会価値のあるビジネスモデルの創出に携わる、ということ
現在は、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を目前に、いかにして介護人材不足・介護施設不足の問題を解消するかという課題に取り組んでいます。いくつかのアプローチを形にしようと動いている真っ最中で、日々、試行錯誤の連続です。
新規事業の立ち上げにおいては、自分のこれまでの経験や知識に加え、絶対にこの事業を成立させるのだという信念を持ち続けることが何よりも大切だと感じています。これで日本社会が抱える課題を解決することができる、と確信できるビジネスモデルを創り出すこと。自分の力が及ばない部分については周囲の助けを借りてでも、手段はどうあれ絶対に目的を達成するのだという強い思いをもって仕事に取り組むことが求められる日々はとても刺激的で、やりがいを感じています。新たな介護ビジネスを確立させ、そのサービスを必要とする方の手に届けること。これが今の私の目標です。
「介護業界の抱える社会課題を解決する」というミッションは自分が発掘したものではなく、入社時点で既に部署内で実現手段の検討が開始されているテーマでした。そのため、中長期的には、問題提起からすべて自らの手で行い、人々がより暮らしやすい日本社会の実現に貢献することを目指していきたいです。
育休から復帰してまだ数か月の私にとっては、子育てをしながら働くスタイルを確立することもまた直近の大きな目標です。働くことのできる時間が圧倒的に短くなった中で、これまでいかに時間に頼った働き方をしてきたか、ということに気付かされました。今はまだまだやりたいことを思うようにできずにもどかしい思いをすることもありますが、仕事と子育ての両立を通じて、本当に必要なことだけを見極めてシンプルかつクイックに物事を前進させていく能力を身に着けることができたら、子育てがひと段落してからも続く社会人生活の中で自身の大きな強みになると考えています。